国語の種

当座は休校中の学習の手引きを載せます。

2020-01-01から1年間の記事一覧

ブログを閉めます。

休校中が学習を立体的にするために、書いてきたブログですが、休校解除にメドが出てきたため、今日でこのブログを閉めたいと思います。 今後は、通常の授業の準備に、エネルギーを傾注していきたいと思っています。 ただ、この期間に行った、授業動画ですが…

現代文の最終動画を撮り終えました。

昨日は、二年生の分散登校日 午前午後と10人ずつ、久しぶりに生徒の顔を見て、学校はこうでなければと、当たり前のことを当たり前に出来ることが、貴重になっていることを実感しました。 さて、午後の部が終わった後、こころの動画の残りを撮りました。 あ…

ブログの間隔が空いてきました。

前回のブログは13日、5日空いてしまったわけです。 これは何を表しているか。 すなわちこれは、休校の終わりが近づいた。 少しずつ平常授業に向かって動き出している。 ということに他なりません。 決して、私が、さぼっている、忘れている、たるんでいる…

動画の視聴回数が6,000回を超えました。

11日から、枕草子「雪のいと高うふりたるを」、漢文「論語」の解説動画をYouTubeの限定アドレスにアップロードしました。 今週中には、「こころ」の動画も何本か録画してアップできるよう、鋭意準備中です。 ただ、こちらはワークシートの設問をすべてカバー…

こころ「ワークシート」を郵送しました。

今日は、悲しい1日でした。 ううううっ(忍び泣き) さて、今日、地歴公民や芸術の教材を郵送することになり、現代文もこころのワークシートを便乗して送りました。 レポート課題もありますので、きちんと取り組んでくださいね。

「こころ」のワークシートを配信しました。

国語の家庭学習は、 現代文は「こころ」 古文は、枕草子「雪のいと高う降りたるに」 漢文は、論語、孟子・・・・・ と新しいところへ入っていきます。 スケジュール的にまだそこまで行っていない人もいると思いますが、 焦らず、こつこつ進めてください。 「…

うちの学校には在宅勤務という概念はないようだ。

数日ぶりに学校に出ました。 連休中は動画を撮りに、2日と4日の2日間学校に出ました。 ということで、今日は3日ぶりに出勤でしたが、研究室へ向かおうとしたところ、校内が大変なことになってました。 感染症対策もここまで来たかというような校内 コロナ…

休校の行方が報道されましたね。

個人的には、一番やりにくいパターン。 頭痛いです。

アクセスが7,000を超えました。

オクレンジャーのメッセージに、毎回、リンクを貼ってあるせいか、このブログも多くの人が読んでくれています。 今日、とうとう7,000アクセスを超えました。 毎回、当たり障りのないことばかりで、あんまりおもしろくなくてすみません。 それでも、休校…

会話主がわからない時

「中納言参り給ひて」を自力で読もうとすると壁になって立ちはだかるが、会話主が誰か問題です。 ①「隆家こそいみじき骨は得て侍れ。それを、張らせて参らせむとするに、おぼろけの紙はえ張るまじければ、求め侍るなり。」と申し給ふ。 ②「いかやうにかある…

自慢話をすることの快感。

聞いたところによると、人は自分のことを話していると、脳内で快楽物質がドバドバ出て、それはおいしい食事を食べているときの快感に匹敵しているとかいないとか。 かやうのことこそは、かたはらいたきことのうちに入れつべけれど、「一つな落としそ。」と言…

山月記動画最終配信しました。

山月記のワークシート解説動画ですが、今日最後まで撮り終えて限定アドレスでアップロードしました。 長すぎたというのが反省です。 見直してみると、 同じことを何度もくどくど話していてうっとうしい。(老人特有の症状) 鼻呼吸がスーハースーハーうるさい(…

李徴は自嘲した。

授業動画の中でも触れましたが、李徴はなぜ「自嘲癖」を持っているのでしょうか。 旧詩を吐き終わった李徴の声は、突然調子を変え、自らを嘲るがごとくに言った。 恥ずかしいことだが、今でも、こんなあさましい身と成り果てた今でも、俺は、俺の詩集が長安…

津波の心配はありません。

最近、長野県内に地震が多い日が続きましたね。 もう、ここまでで、私の言いたいことがわかった人が多いと思います。 違和感を覚えているのは、私だけじゃ無いと思うんだよね。 説明も不要かと思いますが、 長野県内が震源地で、県内で地震があったときのニ…

動画を三本撮って、酸欠になりそうでした。

祝日の今日、苦労して校内へ侵入し、動画を三本撮りました。 誰もいない学校は、すがすがしいの一言。 のびのび撮影をしましたが、頑張りすぎて、酸欠寸前でした。 その成果を見てやってください。

「おなじことにや」の「おなじ」の活用形は?

寛平の歌合に、「初雁」を、友則、 春霞かすみていにしかりがねは今ぞ鳴くなる秋霧の上にと詠める、左方にてありけるに、五文字を詠みたりける時、右方の人、声々に笑ひけり。さて次の句に、「かすみていにし」と言ひけるにこそ、音もせずなりにけれ。同じこ…

李徴は皇族出身?

隴西の李徴は博学才頴・・・・と 中島敦の「山月記」は始まります。 隴西は地名で、これは彼の父祖の出身地、つまり李氏の出自を語っています。 この小説は、清朝の説話集の中にある「人虎伝」という物語を素材にしています。 さらに「人虎伝」は、唐代に書…

山月記は青空文庫に

ここ数日、「現代文の教科書を持ち帰りませんでした」っていうメールが複数届いています。 だから、あれほど・・・ ただ、山月記に関しては、著作権の保護期間が切れたということで、現在、青空文庫に電子ファイルが上げられています。 www.aozora.gr.jp 今…

ここまでのスケジュールこなせましたか

休校延長になって、うれしい人、不安な人、いろいろだと思います。 新しいところを、自力で勉強するのは、大変な部分もあるしね。 来週は、配信した「山月記ワークシート」を使っての動画と、漢文「不死之薬」の動画を作ってあげる予定です。 能は歌詠み2回…

休校延長に向けて

4月10日からの休校は、当初の予定だと今日までということでした。誰もが、それは難しいだろうなあと思っていたところ、やはり・・・・。残念です。でも致し方ないですね。 ということで、今日は、休校延長ということで、地歴や理科等の追加教材を皆さんに…

和歌は節をつけて詠われていたこと

「能は歌詠み」を読んでいて、次の部分が気になりました。 寛平の歌合に、「初雁」を、友則、 春霞かすみていにしかりがねは今ぞ鳴くなる秋霧の上にと詠める、左方にてありけるに、五文字を詠みたりける時、右方の人、声々に笑ひけり。さて次の句に、「かす…

助動詞「べし」について

「新成古典2」の2「徒然草」で用いられている、助動詞の「べし」について、複数の人からメールで質問をもらいました。 助動詞「べし」は、テキストにあるように 当然そうなるという確信を持った推量や可能を表す言葉です。 現在使用している古典文法のテキ…

鳥のさえずりの聞き做し

今日は、授業と関係ない話です。 昨日から個人的にはまっているのが、鳥のさえずりの聞き做しです。 きっかけは日曜日のラジオで触れていた、ということなのですが、音声である鳥の鳴き声を意味のある日本語として翻訳(?)する聞き做しは、日頃、日本語に…

無さそうでありそうな教訓

授業動画に映った自分のシルエットを見て、寝癖が気になって、夜も眠れない、国語科「M」です。 「小野篁広才のこと」は、宇治拾遺物語 うじしゅういものがたり 「能は歌詠み」は、古今著聞集 ここんちょもんじゅう 両方とも鎌倉時代に成立した説話集です。 …

省略が多すぎて、何のことかわからない話

国語科「M」です。 大変な雨でしたね。 ウィルスも洗い流してくれれば良いのに。 さて、今日、休日出勤しまして、隣の市役所の工事と、校内のエアコン工事の騒音の中、動画を3本撮ってきました。 見直して、全く納得出来なかったのですが、これではいつに…

授業動画を撮って全部ボツリました。

国語科「M」です。 長野にも謎の非常事態宣言が出た翌日、私は出勤し、授業動画を撮りました。 場所は秘密スタジオ、2年1組教室です。 誰もいない教室で、たった一人でカメラに向かって授業やるのは、正直精神的にきつかったです。 ときどき、ふと我に返…

小野篁、広才のこと

嵯峨天皇とか、何々天皇という呼び方のことを諡と言います。 これは天皇が亡くなってからつけられる名前です。 この話が引っかかるのはそこです。 「無悪善」を「さがなくてよからん」あるいは、ほかの古典作品では「さがなくてよし」「さがなくばよかりなま…

休校中の学習支援でできることとできないこと。

国語科「M」です。 今日は学校で10時から会議がありました。 もちろん議題は、この休校中の学習支援について、それから休校開けの学校についての準備についてです。 今の感染状況で24日休校が終わるか、全く先が見えません。今の感染状況で、27日から…

今日まで終わっておきたい学習内容について

国語科「M」です。 再び休校が始まり、早くも6日となりましたが、 国語学習のペースはどうでしょうか。 きょうまでのところで終わっておいて欲しい内容を次に列挙しますので、各自確認をしてほしいと思います。 ■古文「小野篁、広才のこと」 ノートに本文を…

開設の辞

コロナウィルス禍の中、再び休校という事態となってしまいました。 2週間という予定の休校も出口がどうなるか、予断を許しません。学習に対する不安は更に募ることでしょう。 そこで私も、この際、出来ることは何でもやろうと、ブログの開設も思い立ちまし…