無さそうでありそうな教訓
授業動画に映った自分のシルエットを見て、寝癖が気になって、夜も眠れない、国語科「M」です。
「小野篁広才のこと」は、宇治拾遺物語 うじしゅういものがたり
「能は歌詠み」は、古今著聞集 ここんちょもんじゅう
両方とも鎌倉時代に成立した説話集です。
説話については、「ジャパンナレッジ」に詳しい論考が、掲載されているので、興味がある人は読んでみると良いでしょう。
https://japanknowledge.com/articles/koten/shoutai_35.html
この論考にもあるとおり、説話には仏教説話と、それ以外の世俗説話があります。
今回読んでいる説話は言うまでも無く世俗説話です。
仏教説話は、その目的は仏教の教化にあるので、その中には、当然、宗教的な教訓が含まれています。その多くは因果応報を具体的に物語るものですね。
一方、世俗説話にも、何かしらの教訓が含まれているものが少なくありません。
とすると、今回読んでいるこの二つの説話からは、どのような教訓を導き出すことが出来るでしょうか。
各自で、一般的な表現にして、書き出してみてください。